こんにちは。一般社団法人Webコピーライティング協会代表理事の栃本常善です。
今回は、なぜWebコピーライターという職業の人たちが今後世の中に必要とされるのか、という話をいたします。
まず、コピーライターという人たちを見渡してみますと、Webを制作から集客の支援、運用の部分までしっかりとサポートできる人は、実はあまりいません。
できるとしてもブログだけ、メルマガだけ書けるとか、Webサイト・パンフレットの取材はできる、などです。ですが、肝心な制作の進め方や、どうやって売れるWebサイトができるのかをわかっておらず、もっというなら、取材のやり方も自己流になっており、結局売れるものになっていないことがよくあります。
ですので、売れるもの、問い合わせが取れる、収益に繋がるという目線でクライアントの支援ができるコピーライターが、非常に少ないということに気がつきまた。そこで、今回Webコピーライターという新しい職業を作り、その人たちを育成していくということを考えました。
このWebコピーライターという方たちは、クライアントが求めているWeb集客や、収益アップというところを、Webを通じて提供できる人材というわけです。
たとえばWeb集客をするのであれば、Webサイトを作るのもそうですし、ランディングページを作り、それを使って見込み客を集めたいなら、その見込み客が集まってくるようなオファーを作らなければいけない。ではオファーとは何かと言いますと、たとえば小冊子やレポートを書くという事も必要です。
その集まってくれた人に対して、今度はステップメールという形でメールマガジンを送るなら、そのメールマガジンも代筆する。さらにそのメルマガを通じて、たとえば無料相談やセミナーをするというような時には、人を集めるためのページとランディングページも作らなければいけません。
そうなりますと、そこをすべてWebコピーライターが請け負っていく事になりますので、単価はすぐに50万、100万となります。それができるコピーライターは、中小企業にはものすごく重宝されるからです。ですから、ここが見えているかどうかです。
多くのコピーライター、稼げない人たちはその表面的なニーズにしか応えられていません。ただ単にブログを書くだけ、メルマガを書くだけとか、取材をしてライティングをするとか、その程度しか提供できませんので、単価も5万円とか10万円程度になってしまいます。
きちんとクライアントの先を見すえた提案、これがウォンツになるわけです。ニーズではなく、ウォンツの商品をいかに提供できるかによって、単価もそうですし、クライアントから求められるかどうかということも、大きく変わってきます。
そういう意味では、今後はコンサルタントよりも、どちらかというとコピーライターのような実務的なことができる人たちのほうが求められ、単価も上がっていきますので、ぜひそういう視点で、このWebコピーライターを目指していただきたいなと考えております。
今回は以上です。最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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